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1月18日放送の「有吉ゼミ」で氷川きよしさんが、野草を採っていたVTRを見て思ったこと

グリーンストーン株式会社代表取締役の中山です。

1月18日の19時から、「有吉ゼミ」というテレビ番組で、演歌歌手の氷川きよしさんが出演されて、野草をたくさんお召し上がりになっておられました。
なかなか私としては感慨深いものがあり、いろいろと思うところがございましたので、ちょっとこちらにしたためたいと思います。

「有吉ゼミ」というのは皆さまよくご存じのバラエティ番組で、今回は「野草」が特集されるコーナーがありました。

漫才コンビ博多華丸大吉の博多大吉さんが多摩川の河川敷に呼び出されるシーンから始まるのですが、そこで決闘に巻き込まれるのかと思いきや、そこで待っているのは氷川きよしさん。

氷川きよしさんはもともと植物がお好きだったようで、コロナ禍に何かを習得したいと思ったときに野草図鑑をお求めになったそうです。
そこに載っていた身近な植物が、「食べられるなんて!」と驚かれたそうです。あまりにおいしく食べられる野草が多いことに感動して、野草ソムリエを目指されて現在お勉強中とのこと。

「このご時世何があるかわからないじゃないですか」とおっしゃっていましたが、後述いたしますが私もそこには強く共感いたします。

猫じゃらしや菊芋をとって食べられました。猫じゃらしも菊芋もふりかけのようにして食べれますし、菊芋は血糖値を下げる作用があるかもと言われています。引っこ抜いた菊芋の芋の部分を、生で皮をむいてお召し上がりでしたが、「おいしい」とのこと。

 確かに。見た目はショウガみたいですが全く辛みはなく、ちょっと土臭いところはありますがそのままでもおいしくいただけます。私はポテトサラダにして食べたり、てんぷらにして食べるのが結構好きですね。ポタージュスープも美味です。黄色い花もサラダに飾ったりして、おいしくいただけます。

次は「コセンダングサ」。ひっつきむしで有名な野草になります。私はそんなに好きではありませんが(笑)、その葉っぱを氷川さんはお召し上がりでした。セリっぽい味とおっしゃってましたか、氷川さんはお好きなようです。

 大吉さんも食べておられましたが「野性味あふれる味」といわれてました。
 ちなみに、河原にも自生する「センダン」という木がございますが、それは葉も実も毒ですのでお召し上がりにならないようにお気を付けください。実が銀杏みたいでちょっとおいしそうに見えるのですが、だめですよ。

そして私も大好きな「コマツヨイグサ」を見つけておられました。「マツヨイグサ」の小型です。マツヨイグサは背の高いものでしたら私(身長156センチ)の目線まで伸びてきますが、コマツヨイグサは高さが20センチくらいにしかなりません。でもマツヨイグサと同じような黄色い花をつけます。名前の通り、待つ宵草なので、夜にならないと咲かない花です。夏~秋に咲くのですが、多摩川ではいつまで咲いてたのでしょうね。私の家の近所の旭川ではもう枯れてしまっていますが収録が早かったのか、多摩川のコマツヨイグサがいつまでも咲いていたのか、氷川さんは花をつまんで食べておられました。色もきれいで、てんぷらにしてもあまり変色しないので、生でも天ぷらでも食べられます。

私も大好きな「ノビル」。土が柔らかいところだと引っこ抜くだけで下にあるラッキョウのような丸い部分が出てきます。

 ノビルは春に花が咲いて夏に種も作りますが、根っこから増殖することができますのでその場で次々と仲間を増やして束になって生えることもしばしば。
それで氷川さんはその場で皮をむいて一つ丸いところをかじっておられました。
これは辛いですよ。

ノビルは私もよく野草摘みのイベントで引っこ抜いておりますが、そのままかじると結構辛いです。ネギと同じですからね。氷川さんはおいしいとおっしゃってましたが・・・。
さて、ノビルに含まれる「アリシン」という成分が他のネギ類に比べて多いのですが、アリシンというのはビタミンB1の吸収を助けるものです。ビタミンB1が何をするのかというと、主に脂質の代謝にかかわります。脂質の代謝が活性化されると体の代謝がよくなります。もちろんダイエットにもなります。
アリシンの量はニンニクの次といわれておりまして、豚肉は特にB1が多いといわれておりますが、豚を食べるときは冷凍保存しているノビルを出してきて一緒に料理するようにします。ニンニクみたいに匂いが残ることもないですし、食べやすくてお勧めです。
実は私はノビルは野草の中で一番おいしいと思っていて、見つけるととてもうれしい野草の一つです。冬~春の青い部分は柔らかく、ネギと同様に使用できますので、刻んで冷凍しておいて少しずついただきます。氷川さんは根っこの丸い部分を酢味噌和えにしたり天ぷらにするとおっしゃってましたが、確かにどちらも大変美味です。

河原で筒状のネギと同じようなはっぱを見つけたら、ちょっとちぎって匂いを嗅いでみてください。匂いでノビルかどうかすぐにわかると思います。

氷川さんが一番幸せそうな顔をされていたのはヨモギの香りをかいでいた時ですね。ヨモギは本当によく生えている野草ですが、薬草としても大変有名です。体を温める作用が非常に強く、入浴剤としても使用されます。氷川さんも不織布のお茶パックに入れてお風呂に入れるとおっしゃってましたね。
その場でヨモギモヒートをおつくりになってらっしゃいました。お酒が飲めない私にはその香りを想像でしか体験できないのですが、大吉さんは「ミントはおじさんには余り合わないことがあるけれども、ヨモギならいけるかも。こちらのほうが好き。」とおっしゃってました。ヨモギはお酒にも合うのですね。

ヨモギは少し揉むといい香りがすぐしてきます。でもかじると相当辛いです。食べるときは天ぷらや、加熱したものがいいかもしれません。氷川さんはヨモギご飯にするとおっしゃってましたね。私はヨモギのお茶をココアに混ぜると汗ばむ温かさなので冬はそれを楽しんでいます。

あ、忘れてはならないのが、河原で「クコ」の実を発見しておられました。そのまま食べておられましたが、「甘くておいしい」とおっしゃってましたが、私の感想としては甘くておいしくはないです。苦いですよ結構。割と甘みはあります。干したほうがおいしいですね。
クコは実はよく自生している植物です。中国4000年の歴史でもよく知られた薬草で、不老長寿の薬として知られています。中国のちょっとしたお茶屋さんは必ずクコ酒(クコの実をお酒に漬けたもの)を置いておられます。体をアルカリ性に傾けて疲労回復に役立ちます。クコの実を干したものを毎日少しずつ食べると眼精疲労が無くなるとか。

私が体験したことがないお茶、ススキ茶が出てきました。実は「ススキ」は秋の七草のひとつで、ススキの穂は食用であることが知られています。穂が開く前の未熟な状態は、おそらくエノコログサのように中身を取り出して食べられていたようです。
かなりめんどくさそうなので私はそれはできませんが、番組に出てきたススキ茶は私にもできそうでした。お湯で煎じるだけ。氷川さんも大吉さんも「おいしい!」と大絶賛でした。ススキなら今でも枯れた状態で自生しているものが手に入るので、それをちょっととってきてお湯に入れて少々ぐつぐつして、飲んでみようと思います。

「ヤブガラシ」も出てきていました。藪を枯らすくらいの勢いで増えるつる性の植物なのですが、新芽をよく料理に使います。えげつない繁殖力で、農家さんにとっては天敵なのですが実は食べられるのですね。氷川さんはモロヘイヤとおっしゃってました。
ヤブガラシの花、とてもかわいいのですが、皆さんご存じでしょうか。小さな黄色っぽいツブツブなのですが、ほんのりピンクに染まる粒、黄色の粒、いろいろ出てきて金平糖のようなかわいらしさがあります。ちなみに花は食べないです。

最後は、キッチンで野草のキッシュを作っておられました。パイ生地?の中に卵やベーコンとチーズと混ぜた各種野草を入れておられました。本編には出てこなかったけどギシギシや、モロヘイヤと称されていたヤブガラシも入っていました。クコの実も3日ほど干したものを入れておられました。干すと甘みが増すとのこと。
仕上がりも本当に美しく、氷川さんのお料理のセンスを感じました。

私としては、お肉などの脂と野草は大変相性がいいと思っています。お肉の脂で野草の苦みがマスキングされます。また、野草に含まれる脂溶性のビタミンの吸収もアップしますし、私は野草を食べるときは基本的にお肉と一緒に食べています。・・・普段からお肉をよく食べるから、そういう組み合わせが必然的に多くなるのでしょうけれども。

はじめ恐る恐る野草を口に運んでいた大吉さんも、最後には氷川さんの野草摘みに「またご一緒したい」とおっしゃってましたので、やはり野草を食する喜びはみんなあるんだなあと思いました。
私もよくワークショップで初めて野草を食べる人々と同行するのですが、知らない世界を除くことができる喜び、身近に体に良い食材がたくさんあることを経験した皆さんの目の輝き、楽しそうな顔、これは毎回見させていただいて、幸せな気持ちになります。

以上が私が番組で見た内容になります。

さて、氷川さんは、きれいな人だなあと思っておりましたが、野草好きな方は本当にきれいな方が多いです。
私も野草のおかげで少し肌の調子がよくなってまいりまして、数年前より若返ったような気がしています。
野草は体の中から美しくしてくれる、と信じております。

また、冒頭に出てまいりましたが、「何があるかわからないこのご時世。」日本は災害大国でもあります。私が避難所で見た光景は、炭水化物中心の食事で体調を崩していく被災者の皆様。
ここで知っている野草を少しでも食べることができれば、みんなもう少し健康に過ごせたのに…と思ったのでした。
放射能汚染があったり、いったん水害で水につかってしまった草は食べられませんが、そうでないなら、ぜひ有事に利用していただきたいものです。

身近な野草を知っていることは大切。また、野草を普段の生活に取り入れることでもっと体の中から美しくなれます。
一緒に野草摘みに行きましょう。

リンクでは番組内で紹介されていた野草の、グリーンストーン商品を載せています。(わが社の商品として紹介されていたわけではないです)よろしければ、お試しくださいね。